初めてでも安心!イベント受付の業務内容・効率化・マナーを徹底解説

セミナー・イベント管理イーベ!

イベントの成否を左右する重要なポイントのひとつに、参加者との最初の接点となる受付業務があります。受付対応がスムーズかつ丁寧であればあるほど、イベント全体の満足度や信頼度を高めることができます。

そこで本記事では、イベント受付に必要な事前準備や当日の流れ、スタッフのマナー、そして効率化のためのツールの活用方法など、実践に移しやすいポイントを網羅的に整理しました。

大規模から小規模まで、どのようなイベントでも柔軟に応用できる内容ですので、ぜひ参考にしてください。

この記事の内容 | もくじ
● イベント受付の重要性と役割を理解しよう
● イベント受付に必要な事前準備
● イベント受付当日の業務フロー
● 受付スタッフのマナーと接遇ポイント
● イベント受付を効率化するためのツール・システム活用
● 参加者満足度を高めるコツ
● 受付スタッフの人数算出と効率的な配置
● 安全・衛生面の考慮:感染症対策と災害時対応
● イベント受付後に行うフォローアップ業務
● イベント受付業務を改善するPDCAサイクル
● まとめ・総括:イベント受付を成功させるポイント

イベント受付の重要性と役割を理解しよう

イベント受付が果たす意味やその役割を正しく理解しておくことは、イベント全体の品質を高めるために欠かせません。参加者にとって、受付はイベント会場に足を踏み入れて最初に接する場所です。

明るく丁寧な対応ができれば、その後のイベント全体に向けた好印象を作ることができます。

一方で、受付が混雑していたり不親切な対応をされると、参加者のモチベーションは下がってしまい、イベント本来の魅力すら半減してしまう可能性があります。これを避けるためにも、受付スタッフの役割や責任を十分理解し、万全の体制で臨むことが重要です。

イベント受付には来場者の確認や参加費の受領など、多くの業務が集約されます。これらの業務をスムーズにこなすためには、各スタッフの適切な役割分担と、事前準備から当日運営までの流れをしっかり把握しておく必要があります。特に、大人数が訪れるイベントほど、円滑な受付運営が求められます。

イベント受付が与える参加者への第一印象

イベント受付での最初の対話や接触こそが、参加者の気持ちを高揚させたり緊張を解いたりする大きな要因となります。
スピーディーかつ丁寧な案内を心がけることで、来場者は肯定的にイベントを受け止めやすくなります。

逆に、受付が混み合ったり不手際が目立つと、その負の印象がイベント全体に影響してしまいかねません。そのため、受付スタッフは誰よりも明るい表情とわかりやすい説明で参加者を迎えることが求められます。

参加者が安心感を得られると、イベント自体の質が高まるだけでなく、企業や団体への信頼度も向上します。第一印象は二度と戻せないものだからこそ、受付時点の対応は綿密に準備し、実行することが大切といえるでしょう。

受付スタッフが担う主な業務と責任範囲

受付スタッフは、来場者の案内や参加者情報の管理、出欠確認など、イベント運営を円滑に進めるための基礎的かつ重要な業務を担当します。特に、参加費を徴収する場合には金銭の扱いも伴い、間違いが許されない場面が多々あります。

スタッフ一人ひとりが何をどのタイミングで行うのかを明文化しておくと、混乱を最小限に抑えられます。とりわけ大規模イベントでは、誘導係やデータ処理係など細かく役割を分担し、連携して業務を進めることで効率的な受付を実現できます。

さらに、参加者からの問い合わせにも対応しなければならないため、イベント全体の概要やタイムテーブル、会場構成などを把握しておく必要があります。スタッフ間の情報共有や丁寧な言葉遣いも、責任範囲に含まれる大切なポイントです。

イベント受付に必要な事前準備

受付をスムーズに進めるためには、事前に周到な準備を行い、当日混乱しないように段取りを整えておくことが重要です。

事前準備がしっかりしていれば、当日の運営は格段に楽になります。逆に、会場のレイアウトや備品の準備が不十分だと、当日に想定外のトラブルが発生してスタッフの負担が一気に増大してしまいます。

また、適切なマニュアルを作成し、受付フローを想定しておくことで、スタッフ間の共通認識を高められます。リハーサルを行うことで、問題点を洗い出すこともおすすめです。

受付マニュアルと役割分担の作成

受付業務の流れは、イベントの種類や規模によって異なります。そこで、受付手順を詳細に明文化したマニュアルを用意し、誰がどこで何をするか役割をきちんと分担することが効果的です。

このマニュアルには、当日の運営フローはもちろん、緊急時の連絡先や対応策なども含めておくと、現場での迷いが少なくなります。スタッフ全員が同じ情報を共有していると、問題が起きたときもスムーズに解決できるでしょう。

マニュアル作成の際には、実際に受付業務に携わるメンバーの意見を積極的に取り入れることが大切です。実務の視点を反映させることで、実効性の高い手順書が完成します。

受付用備品・書類・ノベルティの準備

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名札やパンフレット、チケット、案内板など、当日必要となる物品を早めにリストアップし、確実にそろえておきましょう。受付カウンターに不足があると、来場者対応に遅れが生じてしまいます。

配布物に事前にシールやチケットをセットしておくなど、仕分け作業を効率化する工夫も有効です。必要に応じてノベルティを用意する場合は、参加者数を想定した数量確保も欠かせません。

当日に慌てないよう、そうした備品を収納しておくスペースや、スタッフが物品を取り出しやすい配置なども検討しておくと、より円滑な受付が期待できます。

必要機材と連絡体制の確認

多くのイベントでは、パソコンやタブレットを使用して参加者リストを管理したり、QRコードを読み取ったりすることがあります。その際、電源や通信環境が不安定だと、受付業務が滞る原因となります。

連絡体制も重要です。特に大規模イベントでは、無線機やチャットツールなどを使ったリアルタイムでの情報共有が必須となる場合があります。万が一のトラブル発生時には即座に担当者へ連絡を入れ、解決策を協議できるよう準備しましょう。

加えて、代替手段として紙での予備名簿やハンドヘルドのリストを用意しておくなど、機器が故障した際の対策を考えておくとなお安心です。

イベント受付当日の業務フロー

当日は事前の準備を活かし、来場者をスムーズに迎え入れることが大切です。円滑な運営のための基本的な流れを押さえましょう。

受付当日は、時間に余裕を持って会場に入り、装飾や備品の最終チェックを行いましょう。来場者が続々と集まる前に万全の状態を作っておくと、開場後の混雑をうまくさばきやすくなります。

予約者と当日参加者を区別しやすい案内看板などがあると、来場者にも配慮が行き届きやすくなります。特に、急な対応が必要になった場合に備えて、スタッフ間で常に連絡できる態勢を整えておくことが欠かせません。

来場者のスムーズな受け入れと案内

来場者が会場に到着したら、いち早く受付窓口へ誘導できる導線づくりがポイントです。見えやすいサインを設置し、スタッフを適所に配置することで、参加者が迷わずに受付へ向かうことができます。

混雑を減らすため、事前登録者と当日参加者の受付を分けたり、受付レーンを複数用意したりといった対策も検討しましょう。大規模イベントほど、列の形成やスタッフの案内が重要になります。

受付での本人確認や名簿の照合は、あらかじめ練習しておくと本番でもスムーズに行えます。来場者とコミュニケーションを取りながらスピーディーに業務をこなすことで、参加者のイベントへの期待感も高まります。

トラブル発生時のリカバリと柔軟な対応

名簿に名前が見当たらない、申込み情報と異なる項目があるなどのイレギュラーな状況はよく起こり得ます。スタッフが焦ると参加者にも不安が伝わるため、落ち着いて対応することが大切です。

事前に想定されるトラブルの事例を共有し、対処マニュアルを整備しておくと、現場での混乱を防ぎやすくなります。運営側の小さな気遣いや配慮が、参加者の不満を軽減し、サービス品質への評価を上げる要因となります。

もしも手続きに時間がかかりそうな場合は、臨機応変に別のスタッフへ連絡を取り、待機列を改善するなどの判断を行いましょう。周囲との連携がスムーズであれば、結果的に参加者全体の満足度向上につながります。

受付スタッフのマナーと接遇ポイント

受付スタッフは企業や団体の顔となる存在です。マナーや接遇をしっかり意識し、参加者に良い印象を持ってもらいましょう。

受付スタッフの印象ひとつで、参加者が抱く企業イメージは大きく変わります。特に初対面の場である受付では、挨拶や言葉遣いが参加者に強く印象づけられるため、細かなポイントにも気を配ることが大切です。

スタッフ全員で基本マナーを共有しておくと、誰が受付を担当しても同水準の接遇を提供できます。服装や振る舞いだけでなく、質問に対する回答内容や声のトーンなど、総合的にコントロールしてこそ、良好なコミュニケーションが成立します。

失礼のない服装と身だしなみの基本

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イベント受付に立つスタッフは、清潔感を第一に心がけましょう。スーツやビジネスカジュアルなど、イベントの格式やコンセプトに合わせた服装を選ぶことがポイントです。

特に大勢の参加者が行き交う場では、スタッフの服装が統一されていると、訪れる人がすぐに受付担当と認識できます。服装に合わせて、髪型やアクセサリーなども含め、身だしなみを整えましょう。

靴やカバンも見落としがちですが、細部まで意識することでプロ意識を参加者に伝えることができます。服装と身だしなみによる第一印象はその後の接遇にも大きく影響を与えます。

名刺の取り扱いと正しい言葉遣い

ビジネスイベントなどの場合、受付で名刺交換を行う場面も少なくありません。名刺は相手への敬意を示す大切なツールなので、受け取るときは両手で丁寧に扱いましょう。

また、受付スタッフはあらゆる参加者に対して敬語で応対するのが基本です。質問への回答や案内時の表現を工夫して、落ち着いた印象を与えるよう心がけることが大切です。

仕事上の会話であっても、明るい声のトーンと柔らかい表情は好印象につながります。ちょっとした心遣いがイベント全体の満足度を底上げする重要な要素です。

企業イメージを高める接客態度

参加者が受付スタッフに求めるのは、スピード感と正確性だけではありません。笑顔を交えたホスピタリティある対応が、企業や団体への信頼感を高めます。

相手に向き合い、アイコンタクトを取りながら要点を簡潔に伝えると、コミュニケーションのスムーズさが増します。過度に砕けすぎずかしこまりすぎない適度な距離感を意識しましょう。

企業イメージは、こうした日常的なやり取りの積み重ねで形成されます。受付担当者の丁寧な対応という「小さな気遣い」が、イベント全体に大きな好印象をもたらすのです。

イベント受付を効率化するためのツール・システム活用

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テクノロジーを活用した受付の効率化は、参加者と運営側双方の時間や負担を軽減します。活用できるツールやシステムを知っておきましょう。

最近では、オンラインシステムやQRコードリーダーなど、受付をサポートするテクノロジーが多く登場しています。適切に導入すれば、参加者の待ち時間短縮だけでなく、スタッフの作業負担軽減にもつながります。

ツールを導入する際は機能だけでなく、使いやすさやコスト面、セキュリティ対策など総合的に検討しましょう。イベントの規模や目的にマッチしたシステムを選ぶことが、真の効率化につながります。

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QRコードやバーコードを用いたスピーディーな受付

紙ベースでの受付だと、参加者名簿との照合やペンでの記載作業が必要になり、混雑の原因になりがちです。そこで、QRコードやバーコードの読み取り機を使う方法が注目されています。

チケットや事前登録の段階でコードを発行しておけば、参加者はスマートフォン画面や印刷したコードをかざすだけで認証が完了します。これにより大幅な時間短縮が可能です。

スタッフ側も、来場者のデータを一元的に管理できるメリットがあります。受付結果をすぐに確認できるため、後の集計や分析にも役立ちます。

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オンライン受付・事前登録システムのメリット

インターネット経由で事前に参加者情報を収集する仕組みは、受付の待ち時間を大幅に減らし、イベント当日の混雑を緩和できます。特に大規模イベントでは事前登録を活用することで、現場運営の安定感が高まります。

また、事前にメールやSNSでイベント情報を再周知することで、参加者とのコミュニケーションが増え、満足度向上にもつながります。連絡のやりとりがスムーズになれば、ドタキャンや問い合わせ対応にもフレキシブルに対応できます。

システム選定の際は、セキュリティ面やデータ管理の方法もチェックしましょう。プライバシー保護が重要視される時代だからこそ、安全な仕組みを選ぶことが信頼性アップにも直結します。

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リアルタイム管理と受付データの活用法

受付データをリアルタイムで確認できる環境は、来場者数の把握や在庫の確認、生産性の増進に大きく寄与します。特に想定以上の人数が押し寄せた場合も、早期に気づいてスタッフ配置を調整しやすくなります。

さらには、イベント終了後の分析にも大きなメリットがあります。参加時間帯のピークや地域属性などを把握しておけば、次回イベントではより緻密な運営計画を立てられます。

このように、ツール・システムを活用することで、受付業務を単なる作業ではなく、情報資源を活かした戦略的なプロセスに変えていくことが可能です。

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参加者満足度を高めるコツ

受付での対応やサービスに工夫を凝らすと、参加者の満足度やイベント自体の評価を大きく向上させられます。

イベント参加者が最もストレスを感じるのは、長時間の待ち時間や案内不足による混乱です。そこで受付段階から、列の形成や積極的な声かけを行うなど、待ち時間を快適にする工夫が大切です。

また、開催されるイベントの内容についても簡潔に説明ができるようにすると、参加者の期待感が高まり、良いスタートを切るきっかけになります。

待ち時間対策とスムーズな導線づくり

待機列を見通しやすく整理し、方向をわかりやすく示す看板を設置するなどの工夫で、参加者の苛立ちを軽減できます。あまりにも長い待機列が予想される場合は、順番待ちの仕組みやスタッフの誘導でフォローすることも検討しましょう。

会場入り口から受付までの導線を見直し、必要に応じて簡易案内板やロープを設置すると、列が乱れにくくなります。ストレスフリーな受付環境を作ることで、参加者の初期印象を高めることが可能です。

特に大規模イベントでは動線づくりが非常に重要です。人の流れが適切にコントロールされると、スタッフの負荷が減り、参加者も会場を気持ちよく行き来できるようになります。

よくある質問への対応策とFAQの整備

受付では同じ質問が何度も繰り返されるケースが多くあります。そこで、よくある質問を想定した小冊子や掲示物を受付周辺に用意しておくと、参加者はスムーズに必要情報を得られます。

もしスタッフが問い合わせに対応する場合でも、想定問答集やオンラインFAQページがあれば、短時間で適切に案内できるメリットがあります。これによりスタッフ間の回答のブレも減らせます。

質疑対応が速やかだと、受付だけでなくイベント全体への信頼度が高まります。細かな気配りが参加者の満足度上昇につながるため、是非取り入れてみてください。

受付スタッフの人数算出と効率的な配置

適切な人数配置は混雑防止や効率的な運営の要です。来場者数やピークタイムを想定して計画を立てましょう。

イベント規模に見合ったスタッフ数を確保できないと、受付の処理速度が低下し、参加者が行列で疲弊してしまう可能性が高まります。逆に、スタッフが多すぎると人件費や場所のコストがかさむため、バランスが大切です。

受付スタッフの一連の業務内容を把握した上で、最適な配置やローテーションを計画しましょう。ピーク時にしっかり対応できるようになると、全体の運営効率が向上します。

来場者数に応じたスタッフ配置の目安

1時間あたりに受付対応できる来場者数を基準に、必要なスタッフ数を算出すると過不足を防ぎやすくなります。来場者の流れにもピークと閑散期があるため、混在が予想される場合はやや多めに人員を配置するのが安全策です。

イベントの特性に応じて、誘導係や案内係、名簿確認係などポジションを分けることで、作業を効率よく進められます。大事なのは、各担当が常に連携を取り合える仕組みをつくることです。

事前に参加予約者の数や来場時間帯を予測しておくと、配置計画がさらに具体的になります。必要に応じて、ほかのスタッフと兼務させることも検討するとよいでしょう。

ピークタイムを想定したシフト計画

来場者が集中する時間帯は、開場直後やランチ後、特定プログラム開始前などが多いです。事前にスケジュールを確認し、そのタイミングに合わせて受付担当を増員しておくと混雑対応がはかどります。

逆に、落ち着いた時間帯はスタッフの休憩をうまく取るようにスケジュールを組むことで、疲労を軽減でき、サービス品質を維持できます。

シフト表には各担当者の連絡先やサブ担当を併記しておくと、急な欠員やトラブルが起きても迅速にリカバリーしやすくなります。計画的にシフトを組むことは、イベント全体の運営の安定にも直結する重要な要素です。

安全・衛生面の考慮:感染症対策と災害時対応

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スタッフ・参加者ともに安全にイベントを楽しめるよう、感染症対策や災害時の避難計画を整備しておきましょう。

近年は感染症対策が一段と重要視されています。来場者が多いイベントほど、防止策の徹底が求められ、安全な環境を提供することが主催者の責務となります。

また、災害時の避難経路やスタッフ間の連絡手段なども受付スタッフが把握しておくことで、万一の際に落ち着いて参加者を誘導できます。

消毒や検温などの基本的な感染症対策

入口に消毒液を設置し、スタッフや参加者にこまめな消毒を促すことが重要です。必要に応じて検温ステーションを設け、健康状態を確認して安全性を高めます。

マスクやフェイスシールドの使用は、イベント内容や規模によって必要度合いが異なりますが、主催者として可能な範囲で準備することが望ましいでしょう。

案内板や申し込みフォームで、参加者にも事前に感染症対策に協力いただく旨を周知すると、全体でのリスクを一層抑えることができます。

災害時や緊急時に備えた避難誘導のポイント

予期せぬ災害や火災が発生した場合、受付スタッフがいち早く正確な避難指示を出すことが求められます。スタッフ同士の連絡体制や非常口の位置を事前に共有しておきましょう。

緊急放送設備が用意される場合は、受付担当も操作方法を把握しておくと安心です。状況を的確に伝え、混乱を最小限に食い止めることが優先されます。

参加者の安全確保はイベント運営の最重要項目です。どのような緊急事態でも混乱なく誘導できるよう、受付スタッフ一同が意識を共有しておく必要があります。

イベント受付後に行うフォローアップ業務

イベントが終了した後も、参加者との関係を継続・深化させるためのフォローアップを忘れずに実施しましょう。

受付業務は、イベント当日のみで完結するものではありません。終了後のフォローによって、次回のイベントに参加してもらうリピーターや口コミ効果が期待できます。

参加者の声を積極的に取り入れると、運営側としても改善点を明確に把握することができ、次回イベントのより良い運営につなげられます。

受付データの集計とアンケート回収

イベント受付で取得した参加者数や属性などのデータは、今後の企画やマーケティングに欠かせない情報となります。QRコードやオンラインシステムを導入している場合は、集計作業も短時間で行いやすいでしょう。

同時にアンケートを実施し、当日の満足度や改善点などを収集することで、運営レベルの向上に向けた具体案が得られます。興味深い意見や要望は次回以降のプログラムにも活かされやすくなります。

集計結果をスタッフ全員で共有し、課題を明確にすることで、実務レベルの改善点も洗い出せます。こうしたフォローアップがイベントの継続的な成長を支えるのです。

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謝礼やお礼メールの送付で次回につなげる

イベント参加のお礼や今後のイベント案内をメールや手紙で送付することで、参加者との縁をつなぎとめることができます。特に初参加の方に対しては、丁寧なお礼コミュニケーションがリピーター化への大きな一歩となります。

むやみに宣伝要素を盛り込みすぎず、感謝の気持ちを軸にした文章づくりを心がけると、相手にも好印象を残すことができます。

お礼メールやSNSでのシェア誘導なども組み合わせると、次回イベントの集客レベルが大きく向上します。受付後のフォローが、イベントの評価を左右する重要な役割を果たすのです。

イベント受付業務を改善するPDCAサイクル

受付業務の精度を高めるためには、計画・実行・検証・改善の四段階を繰り返し、常により良い運営方法を追求することが必要です。

一度成功したやり方でも、イベントの規模や目的が変化すれば新たな問題が生じる可能性があります。定期的に振り返りを行い、課題を見つけて対処していくことで、受付業務の品質を維持・向上させられます。

PDCAサイクルを意識した継続的な改善姿勢は、運営スタッフのモチベーション維持にもつながり、チーム全体の成長を促す原動力となります。

問題点・改善点の振り返りと分析

イベント終了後、すぐにスタッフミーティングを開き、受付業務の振り返りを行いましょう。実際に起きたトラブルや参加者からの声を共有しながら、何が問題だったのかを掘り下げることが重要です。

集客数と実際の来場者数との相違、受付時間の混雑度合い、スタッフの動線など、あらゆる要素をリストアップして客観的に分析することで、改善のヒントが見つかります。

分析の結果は、次回イベントの運営計画やマニュアルに反映しましょう。小さな修正でも積み重なることで、大きな成果につながります。

次回イベントに生かす具体的施策

問題点を明確にしたら、改善策を具体的に検討し、次回イベントの受付マニュアルやシフト表、ツールの導入プランなどへ反映させます。受付レーンの増設や、事前登録システムの刷新など、多岐にわたる施策が考えられます。

重要なのは、改善策を着実に実行し、その結果を再度検証するサイクルを回し続けることです。時代の変化や技術革新にも対応できるよう、柔軟かつ継続的な改良が求められます。

こうしたプロセスを通じて、チームの協力体制やスタッフのスキルも向上し、より効果的なイベント受付が実現します。常にPDCAを回すことで、参加者の満足度と運営効率を両立させることができるでしょう。

まとめ・総括:イベント受付を成功させるポイント

イベント受付のスムーズな運営は、イベント全体の印象と評価を上げる重要な要素です。ポイントを押さえて、参加者から信頼される受付運営を実現しましょう。

イベント受付は参加者の第一印象を左右するだけでなく、企業や団体のイメージ形成にも直接影響を与える大切な業務です。スムーズな受付を行うためには、事前準備の徹底、スタッフのマナー徹底、ツールの活用など、さまざまな要素をバランス良く取り入れることが求められます。

本記事で紹介したように、受付マニュアルの作成から当日の運営、終了後のフォローアップまで、一連の流れをPDCAサイクルで継続的に改善していくことが大切です。来場者数やイベント内容に合わせて取り組みをアップデートしながら、常に最適な受付体制を構築していきましょう。

受付が円滑に機能すると、参加者はイベントにより高い満足度を感じ、リピーターや口コミでの集客拡大につながります。今回のポイントを実践して、次のイベントでも優れた受付運営を目指してください!

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